記憶の消しゴム

記憶が消されないよう書いておきたいただのオタクの日常

迷いこんだ場所は海賊がいるレストランだった

はじめまして
めろりーぬと申します。

突然ですが、無性に書き殴りたい気持ちが溢れて止まらないのでブログを作りました。
軽く自己紹介すると、アニメや舞台が好きなただのオタクです。
よろしくお願いします。



さて、ここからが本題。

先日、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に行ってきた。
私は千葉県在住だが、ユニバには年に1回ほど行っている。
とは言っても夏休み中かクリスマスしか行ったことがなく、今年は初めてのハロウィン時期。


目的は「ONE PIECE」のプレミア・ショー。
弟が大のワンピ好きで今年もプレショに行きたいと言い出したことが始まり。
(プレショは過去にも観劇している)
ハロウィン時期にしたのは、この時期行ったことないし何よりゾンビに私が会いたかった。


それと毎年開催されている「サンジの海賊レストラン」にも行きたいと弟は言い出した。

こちらは役に扮したキャストさん達がゲスト達をおもてなしし、料理を楽しむレストラン。

去年も行きたいと言われたが、貧乏な私が渋ったため行かなかった。

だって5000円もするんだよ?
高くない??
いくらフランス料理のフルコースだからと言っても5000円はなぁ。

偏食気味な私はフランス料理という未知の料理のために5000円も払う気にはなれなかったのだ。


去年はお金がないと乗り切ったが、今年はそういうわけにもいかない。
次行けるとも限らないので、前より稼ぎも増えてたし今年は行くことにしたのである。



しかしここで問題がひとつ。
私の知識である。

弟はワンピ大好きなのだが、ぶっちゃけ私はエースが死んでしまったあたりで記憶があやふやなのだ。

中学生の頃はサンジが好きだったが、もう昔の話…。

ファンの方には申し訳ないのだが、本当に弟の付き添いで行くのである。

ま、麦わらの一味がわかればなんとかなるだろ。
あと料理を食べればいいわけだし。

と、ものすごく軽い気持ちで当日を迎えた。




その日は初回の10:00から。
あいにくの雨だったが、受付前にトイレをすませレストランへ向かおうとしたとき


突然、サンジが現れた。


そう、舞台でいう「入り」である。
サンジに続いて、ルフィとゾロ、あとは黒幕を被った3人がレストラン裏口?へと入っていったのだ。

あまりにも突然すぎて思考が停止したが、歩いている姿はサンジそのものだった。

キャストさんではなく、サンジ。
ルフィとゾロもアニメから飛び出したようにリアル。


プレショ見たことあるけど、こんなに近距離で会ってないから本物すぎてユニバにいることすら一瞬忘れたわ。

まだね、このときはね。
「うわぁ~~~サンジだ~~~ルフィだ~~~ゾロだ~~~」
なんて余裕のある感じな私。

楽しみだねぇって弟と話しながら列に並んだのである。



いよいよ開店。
前に歩く人に続きながら店に入ると、


コック姿のサンジがお出迎えしてくれてるじゃないか!!!!!


周りの皆さんはシャッターチャンスを逃さない。
すでに出遅れた私は、チョコソースを作るサンジの姿を心のシャッターで撮るしかできなかったのである。


過ぎたことは仕方ないので、受付でもらったテーブルナンバーを探していたら目の前に花籠を持ったひときわ派手な御方。


くるっと振り返った姿に私は衝撃を受けた。

「イケメンすぎじゃない!!!!!?????」(心の声)


エースの死で知識が止まっている私は目の前のキャラクターが誰なのかわからずにただただ目を奪われていた。

しかしその御方はめっちゃこちらにウインクをしてくる。

はわわわわわかっこいい。


これ以上見つめられると私の心臓がもたない。
座るタイミングがわからなかったが、気づいたら座っていた気がする。


レストラン内は声優さんの声に合わせて、キャストさんが動いてくれるもの。
ストーリーを聞いて先ほどのイケメンさんはキャベンディッシュさんというらしい。(通称キャベツ)

キャベツさん以外にもヨサクとジョニーもいてすでにショーは始まっていた。


もうすでにてんやわんやな私はどうすればいいのかわからず、とりあえずスマホの準備をして目の前におかれたオードブルの写真を撮る。



ここからがもう大変。
セリフも聞きたいし、写真も撮りたい。時間制限があるので料理ももちろん食べなきゃいけない。


さらにキャストさんが各テーブルに絡みにくる。

こういうことに慣れてない私達はずっとテンパってキャストさんを見つめていた。

いやだってよ、すぐ隣にサンジがいるんですよ?
握手会みたいにテーブル挟んだ向こう側じゃなくて、すぐ真横にイケメンサンジがサーブしてくるんですよ?
料理を食べることすら忘れてひたすらスマホのシャッター押していた。



すぐ後ろをルフィが走ったり、ゾロが乾杯しにきたり、ヨサクとジョニーがめっちゃ話しかけてくれたり、キャベツさんがめっちゃ見つめてきたりと、ここは夢なんじゃない?


80分なんて長いと思っていたけど、もうあっという間に最後の写真撮影の時間になってしまった。

グループごとに記念でユニバのカメラと自分達のカメラでキャストさん達と集合写真が撮れるのだ。



興奮したままサンジの横に座ると、


肩に手が!!!!!!!!!!



そう、自然と肩に手を回され硬直する私。
2回撮るのに2回とも同じポーズをしてしまうという残念な結果に……。


ち、ちくしょう……!!


弟はちゃっかり違うポーズしてた。
余裕だな…!お前……!






とまぁ「サンジの海賊レストラン」を無事に終えた私は帰りに集合写真をもちろん買い、自分の写真写りの悪さに嘆くのである。

顔まんまるで太いし、サンジの横にいるのが申し訳ない気持ちになったので痩せようと決意した。
あと前髪が残念なことになっていたので、今更だけど女子力キチンとしような?



ちなみに料理はすごく美味しかった。
けど最近、少しの量でお腹いっぱいになってしまう私は少しばかり残してしまった…ごめんなさい…。
ゆっくり食べず、最初に食べてしまう方がよかったのかもしれない。
写真は撮りたいが。




こうしてサンレスを甘くみていた私は見事に撃ち殺されたのである。

「5000円は高い」と渋っていた去年の私をおもいっきり平手打ちしたい。


「5000円は高くないよ!!!!!」(スパァーーーーーーン!!!!!)







それからの私は俗にいう沼にハマった状態なのは言うまでもない。


1日に何回も「サンレス」検索して、皆様のお写真を見ていたり。

キャストさんのお名前を調べてみたり。


私も綺麗なお写真撮りたい!と一眼レフの購入を考えたり。





サンジの海賊レストランはどのホラーアトラクションよりも恐ろしいところだった。


元々2.5次元モノは好きだが、ここまで狂わされることはなかった。
いや、2.5次元舞台とは少し違う感覚なのだが、いかんせん語彙力が乏しいのでうまく表せない。



わかっていることは、来年も開催されるのであれば行こうということだけである。

何度も通えないけど行きたい。

5000円は、安いから。



とりあえず、スマホのロック画面をサンジにしました。

あと原作を弟から借りてキチンと読みます。



長々とありがとうございました。
ホラーナイトで出会ったアイドルゾンビちゃんも可愛かったです。